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バークレイズ、国際協力銀行(JBIC)による外債発行を受託

2018年7月26日

2018年の日本のSSA外債案件4件すべてを受託、うち3件で事務主幹事

バークレイズ グループではこのたび、国内最大級の外債発行体の1社である株式会社 国際協力銀行(JBIC)による、ドル建て債券起債の際の主幹事を務めました。

これによりバークレイズでは、2018年4月の地方公共団体金融機構(JFM)、2018年5月の東京都、2018年6月の独立行政法人 国際協力機構(JICA)に次いで、本邦SSA(Supranational, Sovereign and Agency:国際開発機関や政府系機関等の公的機関)発行体による、2018年に入ってからの外債4案件全ての主幹事業務を受託したことになります。

バークレイズ証券の投資銀行部門長 安藤健実は、「本邦企業の国際展開の進展や本邦SSAに期待される国際的な役割の向上に伴う外貨需要の高まり、資金調達コストの低減等を背景として、各SSA発行体には恒常的に外債発行のニーズがあります。また外債発行は、各機関の事業モデルを世界の主要な機関投資家に定期的に発信する有力な手段にもなっています。各発行体にとってそのように重要な業務において、2018年の4案件すべてを受託し、うち3案件では主幹事団を代表して案件を取りまとめる事務主幹事業務に従事できたことは、バークレイズのグローバルな対応力が高く評価されたものと喜ばしく思います。今後も、本邦発行体の多様なニーズにお応えできるよう努力してまいります。」と述べています。

また、代表取締役社長 木曽健太郎は、「私自身ヨーロッパで長年SSA発行体の債券引受業務に従事しましたが、その経験から、発行体の事業展開を深く理解し、数年先を見据えたIR戦略に基づく債券発行助言が重要だと考えています。債券引受業務は同時に多くの関係者が関わり、米国・欧州・アジア市場の状況をリアルタイムで見ながら海外の各業務担当者と連係していく、ダイナミックかつチーム力が問われる業務です。ボラティリティーの高い市場環境が続く中、バークレイズのグローバルなネットワークとチームワークをフルに活用し、この4件の外債発行を成功に導くサポートができたことを大変うれしく思います。」とコメントしています。

またバークレイズでは、2018年6月には国内外の多数のSSA発行体および機関投資家を招聘し、「第2回東京SSAカンファレンス」を開催しました。引き続き、グローバルに強みのあるSSA発行体の債券引受業務に注力し、債券市場へのガイド役としてマーケットの発展のために尽力してまいります。

バークレイズ証券の実績:

  • 2017年の本邦SSA外債ランキング第1位
  • 2018年7月26日現在、本邦SSA外債ランキング第1位

(データ:Dealogic、案件数ベース)

案件概要:

案件概要:

発行体

通貨

年限

発行金額

条件決定日

発行日

当社役割

地方公共団体金融機構(JFM)

米ドル

5年

10億

4/17

4/24

事務主幹事

東京都

米ドル

5年

5億

5/24

6/1

事務主幹事

国際協力機構(JICA)

米ドル

10年

5億

6/5

6/12

事務主幹事

国際協力銀行(JBIC)

米ドル

3年
5年
10年

10億
15億
10億

7/10

7/20

共同主幹事

バークレイズについて

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