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金の値決めを巡るFCAとの和解へのバークレイズの対応

2014年5月23日

バークレイズは本日、2012年6月にバークレイズの元トレーダーが関与した一件に関連し、英金融行為監督機構(FCA)と和解に達しました。

FCAは金の値決めに関わるバークレイズのシステムおよび管理の特定部分について規則に反する行為があったとして、バークレイズに2,603万ポンドの制裁金を課しました。

本件について、グループ最高責任者、アントニー・ジェンキンズは次のように述べています。

「今回の和解に至った事態について、私たちは非常に残念に思っています。バークレイズはグループのシステムと管理を強化するため、大々的な作業に着手しています。全ての業務において最高水準の運営を実現するために全力を挙げます。

私たちが2013年初から取り組み始めた文化の変革をしっかり根付かせるにはまだ多くのやるべき事がありますが、バークレイズは今日、大幅に改善に向け変化を遂げています。バークレイズの目標と価値観に基づき、私たちは今後もこの課題の達成に注力し続けていきます。今回の問題を受け、私たちは改善に取り組む決意を一層強めています。」

FCAは、バークレイズが元トレーダーの行為を同機構の前身である金融サービス機構(FSA)に速やかに通報し、FCAの調査に全面的に協力したことを認めています。

FCAが認めているように、バークレイズは金の値決めや他の参照レートに関連するグループのシステムと管理を強化する取り組みに多くの資源を注いでいます。

バークレイズについて

バークレイズは、個人・法人向け銀行業務、クレジットカード、投資銀行業務、資産管理業務などさまざまな金融サービスを欧州、米州、アフリカ、アジアといった地域で展開している世界有数の金融機関です。バークレイズは、人々が目標を実現できるよう、正しい方法で手助けをすることを目標としています。300年以上の歴史と銀行としての専門性を備えたバークレイズは、50カ国で約14万人もの従業員を擁しています。世界中のお客様に、為替、融資、投資、資産管理などのサービスを提供しています。より詳細な情報は、グループのウェブサイト www.barclays.com をご参照ください。

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